メーカー&ブランド紹介 |
From Thanks (artehotelperugia.com) |
ブランド Societa Perugina (Perugina S.p.A.)
ソシエタ・ペルジーナ
https://www.perugina.com/
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イタリア共和国ウンブリア州ペルージャ県ペルージア
創業:1907年11月30日-1969
Fondatore: Sig. Francesco Buitoni, Sig. Annibale Spagnoli. Sig.ra.Luisa
Spagnoli, Sig. Leone Ascoli. Sig. Francesco Andreani.
創業者:フランチェスコ・ブイトーニ氏、ハンニバル・スパニョーリ氏、ルイーザ・スパニョーリ氏、レオーネ・アスコリ氏、フランチェスコ・アンドレアニ氏
親会社:Nestle Italiana S.p.A.
Via del Mulino, Assago (MI), Italy
イタリア共和国ロンバルディア州ミラノ県アッサーゴ
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【Company Profile】
『ソシエタ・ペルジーナ(Societa Perugina)』は、チョッコラータを専門に取り扱うネスレ・イタリアーナ社の子会社です。 本部兼工場は、ウンブリア州の州都ペルージアに拠点を置きます。
その歴史は古く、日露協約が結ばれた1907 年。ハンニバル・スパニョーリ氏とその妻:ルイーザ・スパニョーリ氏が、小さなワークショップを開業し紙吹雪という意味の焼き菓子“コンフェッティ(Confetti)”を販売した事から始まります。
その後、パスタメーカー『ブイトーニ・パスタ』の御曹司:フランチェスコ・ブイトーニ氏とレオーネ・アスコリ氏、フランチェスコ・アンドレアニ氏らに助力を求め、100,000リラの資本金を元に店を拡張。
チョコレート製品の生産・販売に特化させます。 しかし経営は瞬く間に悪化、倒産の危機に追い込まれてしまいます。
Perugina Nestle | Thanks Souce by lavoce.it
イタリア・ペルージャにあるネスレの傘下ペルジアーナの工場
Perugina Museo Storico Scuola del Cioccolato | Thanks Souce by perugina.com
チョコレートのミュージアムも併設されています。
holds the Guiness record on being the world’s biggest chocolate.| Thanks Souce by traveleira.com
世界最大のチョコレートのギネス記録を持つ「BaciOne」
“Un Bacio da record per la citta piu dolce del mondo”
「生まれた街へ記録的なキスを より多くの甘い世界へ」
バッチを生んだイタリア・ペルージャで、毎年秋に開催されるヨーロッパ最大のチョコレート祭典「Eurochocolate」。2003年、高さ:2.15m、 幅:7.26m、重量:5980Kgの巨大 Baciを作り「世界一大きいチョコレート」としてギネス記録に載りました。 |
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フランチェスコは、ドイツに留学中の僅か18歳の三男ジョヴァンニを呼び寄せて経理に就任、財政の見直しを計らせました。
みごと経営再建を果たした会社は、改めて1917 年【カカオ・ペルジーナ】と改名。1919 年に最初の店舗をオープン、遂に軌道に乗りだしたます。
そして1921年。
創業者の一人:ルイーザの直観的なセンスを生かした『Tavoletta Luisa』を発売。 当時大戦の最中、彼女は積極的に女性を雇い入れ、働く女性のために、当時は余りにも珍しい社内託児所を設けたとも伝えられています。
Tavoletta Luisa 51% Cacao | Thanks Souce by hsweetcityperugia.it
現在も発売される「ペルジーナ・ルイーザバー」と「キャラメル・ロッサーナ(Caramelle Rossana)」
第一次世界大戦の最中、物資不足の折、砂糖を無駄にしないようにチョコにカカオを混ぜあわせて低価格で販売・ヒットしたそうです。 |
【キスチョコの誕生】
続く1922年。45歳のルイーザは、チョコレートとヘーゼルナッツの破片を混ぜ合わせたチョコレートを考案。 握りこぶしのイメージを連想させる不規則で奇妙な形状から【カゾット(Cazzotto)】と名付けます。
その当時は、まだチョコレートは、一般的なお菓子ではなく、エリート達の食べ物や大切な人への贈り物として流通していました。 経営権を得たCEOのジョバンニ氏は、あまりにもネーミングセンスが無く、このままの拳骨の名前ではプレゼントとして使えません。
そこで、無骨なイメージを払拭させるために、キッスを意する【バッチ(Baci)】と命名。 歴史的な 【Bacio Perugina】が誕生しました。※ Bacio は、複数形で沢山のキスの意味
Federico Seneca Baci | Thanks Souce by italianways.com, wikipedia
ランチェスコ・アイエツの絵画「恋人たち」写真右をモデルに創作された青を基調としたバッチのイラスト |
お抱えのグラフィック・デザイナー『 フェデリコ・セニカ(Federico Seneca) 』は、ミラノのロマン主義画家「フランチェスコ・アイエツ(Francesco Hayez)」の絵画:恋人たち“Gli innamorati” に触発され恋人同士をイメージした青いデザインボックスを創作します。
また彼は、密かに“ルイーザ”が毎日、14歳年下の“ジョバンニ”へ、試作のチョコレートの中に恋文を包んで渡していることを知り、商品に活かすことを提案。 歴史的なチョコレートの中に“愛の表現をしたためたメッセージ”を同封する事を発明しました。
【チョコとパスタ、そしてアンゴラへ】
その後、ビジネスは順調に進みましたが、激務によりルイーザの夫ハンニバルは、妻ルイーザと疎遠となり、1923年、社内の軋轢によって会社を退職。 彼女も息子マリオに事業を引き継ぎ、独立して自分のビジネスを始めます。
1928年、誕生日プレゼントとして2匹のアンゴラウサギを受け取った彼女は、ペルージャ近郊のセントルシアに『アンゴラ・スパニョーリ(L'Angora Luisa Spagnoli)』を設立。 後のイタリアン・高級アパレルブランド【ルイザ・スパニョーリ】。その後、ヨーロッパ最大のアンゴラウサギのウール加工業会社へと成長します。
ブランド Buitoni
ブイトーニ
https://www.buitoni.com/
| Thanks Souce by discounto.de
「ジョヴァン・バティスタ・ブイトーニ(Giovan Battista Buitoni)」が1827年に創業したパスタメーカー『Buitoni
Pasta』。ジョヴァンニは、3代目にあたり、ブイトーニパスタとペルジーナの両方の代表でもありました。現在は、ネスレの傘下 |
Moda a Colazione | Thanks Souce by modaacolazione
Luisa Sargentini Spagnoli (1877-1935)
ルイザ・サルジェンティーニ・スパニョーリ氏
20世紀初頭、起業家精神の歴史を作ったイタリアで歴史的な偉人の一人。
ジョヴァンニとの関係は、彼女が57歳に喉頭癌で他界するまで続きますが、彼女は、最後まで仕事に情熱を注ぎ、二人は大人のプラトニックな愛を慎ましく育んでいたそうです。 |
ブランド Luisa Spagnoli SpA
ルイサ・スパニョーリ
https://www.luisaspagnoli.it/jp_en/
Corso Genova 20, Milan | Thanks Souce by vivimilano.corriere.it
2018年、90周年を迎えたミラノにある高級アパレル『ルイザ・スパニョーリ』。
創業者ルイーザに敬意を払い彼女の名前でネーミングされます。
Kate and William at the assembly | Thanks Souce by telegraph.co.uk
ウィリアム王子と愛用する赤いコート:ルイサ・スパニョーリを着たケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃 |
1988年ネスレ・イタリアーナ社がペルジーナを買収。工場をヨーロッパにおけるチョコレート製造の拠点に改修。以後ネスレの傘下として現在にいたります。また 現在バッチは、世界中の人々に愛され、年間約3億5千万個の“愛の贈り物”を55か国へ届けます。
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