ブランド紹介

From Products (Milk)
ブランド TOBLERONE トブラローネ
Bern, Swiss
スイス連邦ベルン

1908年誕生
開発者 Theodor Tobler and Emil Baumann
テオドール・トブラー氏、エミール ・バウマン氏
Brand Profile
  トブラローネ(TOBLERONE)は、世界110カ国以上で親しまれる独創的な形をしたスイスのチョコレートブランドです。
1899年、他社から供給されたOEM製品によってチョコレート菓子を生産し自身の製菓店で販売していた創業者ジャン・トブラー氏によってブランドの前身「ファブリークデ・ショコラベルヌ、トブラー&シー( Fabrique de Chocolat Berne, Tobler & Cie)」をスイス連邦の首都「ベルン」に設立したことから始まります。その後、息子テオドール・トブラー氏が会社を引き継ぎ。遂に1908年、テオドールと従兄弟のエミール ・バウマン氏によってユニークなチョコレートバー「TOBLERONE」が開発されました。

左ベルンのエンブレム(Thanks By - Flickr, Andreas Bossard, Berner Wappen auf einer Bank) 
右向きにが立つ姿が分かりますか? ブランドのロゴマークは、アルプス山脈マッターホルンとスイス連邦の首都「ベルン」ののワッペン“熊”を合わせて作られてます。

 製品は、独創的なレシピによって作られただけでなく、独創的な三角形の形と、明確に消費者に分かり易くするために目立つロゴマークを付け、自身の名前「Tobler(トブラー)」とイタリアのヌガータイプのドルチェ「Torrone (トローネ)」を捩り『TOBLERONE』トブルローヌと名付けました。
月日は流れ、1969年「ダーク・トブルローヌ・チョコレート」を発売。その翌年の1970年には「ホワイト・トブルローヌ」を。そして長い沈黙を経て34年後の2007年には、蜂蜜とアーモンド・ヌガーにカリフォルニア産のレーズンを加えた「フルーツ&ナット」を発売しました。

 会社の経営は、長年にわたって創業者の一族が受け継ぎ運営されましたが、1970年「ミルカ(Milka)」で有名なドイツの老舗チョコレートメーカー「スシャール社 (Suchard Company)」と合併。更に1982年コーヒーで有名な「ジェイコブス・コーヒー (Jacobs Coffee)」に吸収。また更に1990年、世界最大のアメリカたばこ産業メーカー「フィリップモリス社」によって38億ドル(3800億円)でジェイコブスごと買収され。家族経営の経営陣は完全に幕を閉じました。現在は、フィリップモリスから社名変更したアルトリアグループ系列会社の世界最大食品メーカー『クラフトフーズ(現モンデリーズ)』より販売されています。