メーカー&ブランド紹介

From Products(Muesli)

メーカー bio-familia AG バイオ-ファミリア社 http://www.bio-familia.com/

〒6072 Brunigstrasse, Sachseln, Switzerland スイス連邦ザクセルン 1954年創業 Founder: Mr. Georg Hipp, Ms. Anny Metzner 創業者：ジョージ・ヒップ氏、アニー・メッツナー氏

Company Profile 　　バイオ-ファミリア社(bio-familia AG)は、“ファミリア”の愛称で親しまれる世界的に有名なスイスのミューズリー専門メーカーです。 会社は、スイス中央部の新鮮な空気に包まれたアルプス山岳地帯の町ザクセルンに置き、1954 年に創業、以前はSomalon AG(ソマロン)として知られます。 bio-familia | Thanks Souce by vimeo.com のどかな山々に囲まれたザルナー湖(Sarnersee)の畔にあるバイオ-ファミリア社。 Sarnersee | Thanks Souce by roi-online.ch 　その社史は、19世紀後半へ遡ります。スイス人医師ビルヒャー・ベンナー博士が、登山の途中で立ち寄った山小屋で、山岳放牧の羊飼いたちが食す“牛乳と穀物、リンゴやナッツ類”を混ぜた伝統的な食事を御馳走になり、彼はそれに改良を加えて「Musli(ミューズリー)」を考案。自身の診療所で、病気に苦しむ患者に与え、栄養バランスの取れた食事と自然療法を行い衝撃的な治癒効果を達成させました。 | Thanks Souce by jp.pinterest.com, dairyfreeswitzerland.wordpress.com 　マクシミリアン・オスカー・ビルヒャー＝ベンナー博士。 (Dr. Maximilian Oskar Bircher-Benner. 1867-1939) ホールフーズの一つミューズリーを考案したと見なされる先駆者。 スイス・アーラウ出身。 　彼は、生物学的親和性に応じた植物細胞のエネルギーは、生命の本質である太陽光線と似ていることを論説、1897年に同僚のヘンリー・ホッツ氏と共に、チューリッヒベルグで小さなプライベートクリニックを開設して、患者達に、生鮮野菜や果物を組み合わせた実質的な食事療法を行いました。そして植物を生で食べることで免疫力を高める作用がある事を、臨床研究や熱力学第二法則によるエントロピーの概念で証明しました。 [参考資料:Centre for Scientific Natural Medicine Bircher-Benner] Lebendige Kraft | Thanks Souce by alt-zueri.ch "サナトリウム・リベンディゲ・クラフト Sanatorium Lebendige Kraft(英:Vital Force)" 写真(絵葉書)は、1939 年頃の物。 Chalet Hotel Ahorn, Braunwald | Thanks Souce by bircher-benner.com 現在経営するブラウンヴァルトのメディカルセンターの一つ「シャレットホテル アローン」癌治療に自然療養を取り入れた病院として知られます。 　舞台は変わり、1954 年オプヴァルデン準州ザクセルンで、ベビーフードを販売する事業を担う、ドイツ人のヒップ氏とスイス人のメッツナー夫妻が、ソマロン社を設立。マネージングディレクターとしてキャスパー・アルクィント博士(Dr. Caspar Arquint)を招き入れます。そして、故ビルヒャー・ベンナー博士の７人の子息の一人「エドウィン・ビルヒャー博士(Dr.Max Edwin Bircher-MUller)」の友人だった彼は、有機的に供給する事を条件に「ミューズリー」の承認を受け、飽和状態だったベビーフード産業から事業を転換。 そして、ハンス・ミュラー博士らが創業したドイツ最大の有機食品協会「ビオランド(Bioland)」から原材料の供給を受け、有機リンゴと有機穀物を組み合わせた【ファミリアブランドのビルヒャーミューズリー(Familia Birchermuesli)】を1954 年に発売。名実ともにスイス有機食品のパイオニアとなりました。 　現在、バイオファミリアの製品は、大衆市場のための健康食品として年間1万2千トンものミューズリーを製造、そのおよそ４０％は海外へ輸出されその売上高は、6000万フラン(約62億5,000万円 2016/08レート)にも上ります。 | Thanks Souce by bio-familiaag.com オート麦や大麦フレークとリンゴを組み合わせた自家製スタイルの有機製品